居心地の良い居場所

居心地の良い居場所ってなんだろう。
それは家族かもしれないし、地元の仲間かもしれないし、サークル仲間かもしれない。
共通するのは、「なにか」をやり遂げたことがあるという共通の経験の有無かもしれない。
「なにか」をやり遂げた共通の経験の中で「この人はこれが得意なんだ」とか「こういう考えの人なんだ」とかお互いの理解が深まる。
お互いの理解が深まると、相手を認めたことに成り得るので承認欲求が満たされる関係になる。
承認欲求が満たされた関係の中で生まれた組織やコミュニティは上手くいきやすい。(上手くいっている様に見える)
上手くいっている様に見えるのは、承認欲求が満たされた関係の中にいる人たちがいるからであり、彼らがいなくなれば自然と消滅する。
むしろ、それは自己満足の世界かもしれない。
「自己満足の世界でいいじゃん。なにがいけないの?」という意見もある。確かにその通りであろう。
ただ、「自己満足の世界」で生まれたものは表面的なことも多いだろう。
いくら言葉で言っても、本質的ではないからね。
それを感じる人は感じるのではないだろうかなあ。

コミュニティは結局、人と人の繋がりである。
一部の「人」しか大切にしない、コミュニティなら滅んだほうが良い。